原文 “권고 이행 불가능?.."사과 의지가 없었을 뿐"”
キム・ソンス 2022.9.29.06:43
[アンカー]
国家が「加害者」と判明した過去の事件。
しかし、国家が被害者に結局謝罪せずに責任を回避している事件、連続報道で調べています。
KBSは1期真実和解委員会の「謝罪」勧告に対する政府の履行現況を入手しました。あらゆる理由を挙げながら一日一日と謝罪を先延ばしにしてきた事例、さらには被害者にその責任を転嫁する事例の数件が確認されました。
まずキム・ソンス記者です。
[レポート]
捕縄で縛られ裁判を受ける5人、「文人知識人スパイ団」と呼ばれました。しかし、彼らは35年後、でっち上げ・捏造の「被害者」だったことが明らかになります。朴正熙政権の軍保安司が拷問などででっち上げた事件だからです。
30代の青年だったイム・ホンヨンさんはいつの間にか80代の老人になりました。その間、1期真実和解委員会の謝罪勧告があり、それからまた10年余りが経ち、一昨年頃電話一通を受けました。
イム・ホンヨン/文人スパイ捏造事件被害者:
「こちらは、陸軍本部です」とか何とか言いながら「ひょっとして保安司で何かの事件を経験したことがあるか?」
突然の電話は、いきなり痛い傷痕から探り始めた。
「どういう用件なのか」と聞くと、「謝罪の電話」だと言葉を濁した。
イム・ホンヨン/文人スパイ捏造事件被害者:
「だからどうしろと言うのか」と言ったら、電話を切りました。謝罪でもなく、(軍が)また何か調査をして脅迫するのだろうか、そう思いました。」
取材陣は政府がこの事件の履行状況をどのように記録したのか調べてみました。
「謝罪案に同意しないので、履行不可能だ」
と、
「被害者のせい」にしていました。
イム・ホンヨン/文人スパイ捏造事件被害者:
(政府では)不同意で履行できなかったと言うが、どういうことか理解できません。
このように波乱万丈な事件はまたありました。 1983年に起きた在日同胞スパイでっち上げ事件です。 「被害者が海外にいて謝罪できない」というのが公式処理の結果ですが、国家が会えないと言ったその被害者たちはKBS取材陣でもたやすく連絡が取れました。
キム・ビョンジン/在日同胞スパイ捏造事件被害者:
「最後は2019年10月か11月に韓国に行きました。スパイだと捕らえる時は海外国民ということを口実にしてスパイにでっち上げたのに、今になって海外国民だから連絡ができないというのは、話にもならない」
意志さえあれば誰でも探して謝罪できたというのが、当時の真実和解委調査官の言葉です。
ビョン・サンチョル/1期真実和解委員会調査官:
報告書に当時私たちが調査した被害者たち、その次に参考人たち、捜査官たちの人的事項をすべて記録しておきました。そんな回答なら、ほとんど書類をでっち上げたものだと私は思います。
1期真実和解委員会の勧告履行現況に「不可」と書かれた過去事件は46件。
すべて軍に関する事件です。
KBSは「今からでも関係省庁と協議して謝罪などの履行案を用意する」という回答を受けました。
勧告が出てから12年です。
KBSニュース・キム・ソンスです。
撮影記者:ファン・ジョンウォン/映像編集:シン・ナムギュ
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